第2話　ドレス争奪戦

スーチェンと付き合っているふりをしてドレスを入手できることになったシーシー。会場へ行く途中に事故にあった車も、たまたま現場にいたモー・ズーシンに修理してもらえるなど運の良さが重なる。しかしそれも束の間、アレックスのところに向かうと、ドレスはスーチェンからもらうことになっていて、そのうえ事故原因の車も彼のものだったことが判明。さらに、SNSでスーチェンとの写真が出回り、付き合っていた彼氏とも別れることになり…。

第3話　結婚契約

どうしてもお金のいるシーシーは、スーチェンには秘密だと言ってアレックスからドレスを売ってもらえることに。一方、ズーシンは片想い中のシーシーに車の修理代の代わりに絵を教えてもらい、幸せな時間を過ごす。そんな中、ドレス販売提携の記者会見の場で、アレックスから婚約者であるシーシーにドレスを売ったという話を聞いたスーチェン。大勢のマスコミの前で、婚約を認めるスーチェンだが、急いでシーシーのもとに向かって…。

第4話　署名、そして結婚

アレックスの条件では、シーシーとの結婚後3カ月経たないと販売権が有効にならないと分かり、スーチェンは彼女に偽装結婚を持ちかける。しかし断られてしまい、次の一手を考える。一方、スーチェンの幼なじみで彼に片想いしているラン・シーウェイは、シーシーのもとに現れてスーチェンから離れるように忠告する。そんな中、3日以内に大金を集める必要のあるシーシーは、スーチェンと3つ条件を付け加えて結婚に同意するが…。

第5話　入室禁止

スーチェンの家で同居することになったシーシー。重度の不眠症で寝られないというスーチェンだったが、シーシーが本を音読するとなぜかぐっすりと眠ることができた。そんな中、ネットショップが3カ月間閉鎖されて困ったシーシーは、運営会社に出向くことに。シーシーはそこで働くズーシンを頼るが、彼がその会社の社長だということが分かりびっくりする。一方、スーチェンはシーシーがズーシンと会っていたことを知り怒っていたが…。

第6話　絶体絶命

母の店のためにお金が必要になったシーシーは、スーチェンに報酬支払い日の前倒しを要求するが断られてしまう。仕方なく結納品を返品してお金を得ようとするが、義理の祖母からの祝い品を質に入れる姿をシーウェイに目撃されてしまう。一方、スーチェンの友人で経営者のシャン・コーは、片想い中の社員であるムー・ルオナーが家にやってきて舞い上がるが…。そんな中、義理の祖母の誕生会でシーウェイはシーシーを陥れようとして…。

第7話　恋愛の感覚って？

シーシーは母の店を救ってくれたのがズーシンだと思い会いに行くが、スーチェンであることが判明し、彼にお礼をする。一方、シーウェイはシーシーの元彼を利用してスーチェンの前で彼女を貶める作戦を決行。シーシーはスーチェンとの新婚生活ぶりを熱く語って元彼と決別し、さらに彼の悪だくみまで見抜く。そんな中、シーシーをからかっていたスーチェンは彼女から「同情心のない人」だと言われ、幼少期の母親との確執を思い出し…。

第8話　君のためなら

元彼に襲われそうになった窮地を救ってくれたスーチェンにお礼をするため飲みに誘ったシーシー。さらにずっとファンだった漫画家のサイン会もあることを知り喜びに浸る。一方、コーはルオナーに誘われたパーティーで彼女が元彼にプロポーズされる瞬間を目撃。ショックを受けて家でやけ酒を飲んでいるとルオナーが現れて…。そんな中、シーシーは元彼とのゴシップ記事が出回り弁明のため記者会見を開くが、そこにスーチェンが現れて…。

第9話　彼女の自由

近所に引っ越してきたズーシンの家に変装して向かったシーシー。しかし、スーチェンにそのことがバレているかもと心配し、親友のリン・シアオヤーに相談する。色仕掛けで気を引くことにするが、スーチェンには通じなかった。一方、仕事でもズーシンにライバル心を剥き出しにするスーチェンだったが、秘書のチェン・フェイアンに諫められる。シーシーに自分のことを忘れさせるため、シーウェイを家に招いて仲の良さを見せつけようとするが…。

第10話　私のパートナー

ズーシンとシーシーが会っていることに嫉妬したスーチェンは、彼の前で妻としての振る舞いを求める。ズーシンは2人が偽装結婚していることをシアオヤーから聞き出し、契約が終わるのを待っていた。そんな中、アレックスからミラノに招待されたシーシーだが、そのために語学やダンスの練習をスーチェンにみっちり詰め込まれる。一方、スーチェンに呼ばれて会社に向かったシーウェイは、シーシーにマナー講義をして欲しいと頼まれ…。

第11話　彼女を愛してる

シーウェイの開業パーティーに招待されたシーシーはスーチェンのスーツを製作して参加。シーウェイから突然スピーチを振られるが、自分のブランドをうまくアピールできる場になった。そんな中、ミラノへと向かったスーチェンとシーシー。アレックスとの会合までの時間、シーシーは1人で外出するが道に迷ってしまう。一方、アレックスと会う時間が早まり、携帯もつながらない彼女を心配したスーチェンは必死で彼女を探し回り…。

第12話　2人だけのお祝い

シーシーに誕生日を祝ってもらったスーチェンは、ケーキを食べながら彼女にキスをする。驚いたシーシーに慌てて立ち去られるが、スーチェンは幸せに浸る。そんな中、スーチェンはアレックスからシーシーが責任者になるなら買収に応じると提案されるが、彼女が夢のために努力している姿を見て伝えられないでいた。シーシーに責任者になることを承諾してもらうため、彼女の好きな漫画家に会わせようとするが、その漫画家の正体はズーシンだと分かり…。

第13話　君の絵を見せて

シーシーが責任者になることを拒否するというSNSニュースが流れ、事態を収拾するため奔走するスーチェン。だが、アレックスからはこの件で非難され、取りつく島もなかった。一方、シーシーはなんとか念願の自分の店をオープン。だが、スーチェンの心ない発言を聞いてしまったシーシーは、スーチェンのことを誤解したまま責任者になることを伝える。そんな中、スーチェンはシーシーの夢を応援するため、アレックスに代案を提示して交渉するが…。

第14話　あなたの好きな人は？

妻としての振る舞いをするよう言われたシーシーは、スーチェンの苦手な食べ物で作った料理を持参して会社へ行き、それを社員の前で食べさせて仕返しする。一方、スーチェンもこの仕返しとして毎日会社に弁当を持ってくるように言いつける。そんな中、シーシーのために仮装パーティーを開くスーチェン。だが、シーウェイと彼を2人きりにさせようとしたコーの画策によって、スーチェンはシーシーをシーウェイだと思い、冷たい告白をして…。

第15話　君にキスしたい

インタビュー記事が出た途端に炎上してしまったシーシー。シーウェイが意図的にそうなるよう仕組んだことを見抜くが、この事態を解決できないでいた。一方、スーチェンはシーシーが困っている姿を見て助けようとするが、彼女は聞く耳を持たなかった。シーシーの見えないところで色々と手助けをしたスーチェンは、シーウェイに距離を置こうと告げる。そんな中、シーシーはデザイナーとしての能力を世間に認めてもらえる方法を思いつき…。

第16話　君はただの友達だ

シーシーの家庭の事情を知って助けたスーチェンは、彼女の母の家に泊まることになる。実の両親と体験できなかった温かな食事をシーシーたちとできたことを嬉しく感じたスーチェンは、幸せなひとときを過ごす。そんな中、スーチェンに思い出のある観覧車に連れてこられたシーシー。そこで彼から好きだと告白されて、返事をする時間をもらうことに。さらに、ズーシンが憧れの漫画家だと知ったシーシーは彼からも告白されて…。

第17話　ありがとう 先輩

誕生日にズーシンから食事に誘われたシーシーは彼に会いに行き、スーチェンが好きだと告げる。そして急いでスーチェンとの約束の場所に向かい、幸せな誕生日を過ごすのだった。そんな中、シーウェイはシーシーのもとに炎上した件を謝りに行くが、スーチェンが彼女に向ける顔に耐えられなかった。一方、シーシーと両想いになり周りの人たちにも優しく接し出したスーチェンは、シーシーとデートをして楽しい時間を過ごすが…。

第18話　君を守りたい

シーシーは店の売り上げを伸ばすためスーチェンとズーシンを店員にしてみることに。互いにシーシーのために張り切った甲斐もあり、店の売り上げは開店以来最高の数字となった。そんな中、新作のデザインが思い浮かばないシーシー。ズーシンに相談すると絵の展覧会に誘われ、彼の優しさに感謝する。一方、ズーシンと出掛けたことを知ったスーチェンは、やきもちをやいていることを認めてシーシーと遊園地でデートをして…。

第19話　愛しき愚か者

シーウェイの企みによって大勢のマスコミの前で、お金目当てで結婚したことにされてしまったシーシー。悲しみで涙を流す中、スーチェンに助けられて嬉しく思うのだった。そんな中、コーの母親に交際が知られていたルオナー。それをコーに伝えると結婚して欲しいと言われるが、ルオナーは彼の前から姿を消してしまう。一方、ルオナーから相談を受けたシーシーは、コーの彼女に対する想いも聞いて、2人をある場所に呼び出すが…。

第20話　俺の負けだ

帰国するスーチェンの母に好かれようと彼女の趣味を必死で学ぼうとするシーシー。それを見兼ねたスーチェンは、今まで通りのシーシーでいいと彼女を説得する。そんな中、シーシーは家にやってきたスーチェンの母と初対面。一緒に食事をするが、彼女に好かれたか心配したシーシーは翌日、自分の店に彼女を招待して手作りの服をプレゼントする。一方、スーチェンの母はその足でスーチェンのもとへ向かい、結婚に反対するが…。

第21話　君が必要だ

スーチェンはシーシーが3ヵ月の研修に行ってしまい、落ち着いていられなかった。早速彼女のもとに向かったスーチェンは、ルオナーの助言を受けて、姿がバレないように見守ることに。そして名前を変えて研修先の先生としてシーシーと連絡をとる。一方、研修が始まったシーシーだが、慣れない環境で倒れ病院に運ばれてしまう。彼女を気遣っていたズーシンは、密かにスーチェンがシーシーを手助けしていることに気づき…。

第22話　君がいればいい

研修を終えて家に帰ってきたシーシーは、より大きな販売サイトと提携するほうがいいと考えるようになる。スーチェンはその考えを聞き、いち早く自分の会社との契約を交わすことにし、シーシーのことを大事にしようとする。一方、スーチェンの母から彼の妹のように大事に思っていると言われ傷ついたシーウェイ。さらに、スーチェンにマスコミの前でシーシーの過去を流したことも知られるが、偶然結婚に関する契約書を入手して…。

第23話　タイムカプセル

偽装結婚をしていたことが世間に知られ、アレックスからの連絡を待っていたスーチェンは、株主総会に向けて5人の理事の票を集めるために奔走する。そのうちの1人に会いに行くと、すでにシーウェイが手を回していた。シーシーと別れれば理事の賛成票を渡すと言われるが、スーチェンはそれを断る。一方、スーチェンの助けになることをしたいと考えたシーシーは、シアオヤーの助けを借りて、ある1人の理事の妻と仲良くなり…。

第24話（最終話）　二度目の結婚式

アレックスと会うことができたスーチェンは、ドレスのおかげで本当の愛を知ることができたと説得するが、返事は保留となってしまう。一方、スーチェンがタイムカプセルに入れた手紙を読んだシーシーは、よりスーチェンを好きになる。そんな中、株主総会が開かれるが結論はなかなか出ずにいた。そこに株主として現れたアレックスの票により社長を辞めずに済んだスーチェン。シーシーからのメールで彼の心が動いたと聞き…。